OUTDOOR+

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 青丹よし

<<   作成日時 : 2008/04/10 21:40   >>

トラックバック 4 / コメント 20

「あをによし」とくれば、必ず引き合いに出される歌があります。

青丹(あをに)よし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり 

この歌の作者は、小野老(おののおゆ)朝臣です。小野老は大宰少弐(だざいのしょうに)という官職につき、天平年間に九州の大宰府で亡くなりました。この歌は神亀五年(728年)、小野老の大宰府着任時に詠まれた歌と伝えられています。

画像

時代が下って平安時代に、良く似た感じの有名な歌があります。

いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな

こちらは小倉百人一首にも選ばれていますので、ご存知の方が多いと思います。作者は伊勢大輔(いせのたいふ)ですね。紫式部とともに藤原道長公の娘である中宮彰子に仕えた女官で、伊勢神宮祭主大中臣(おおなかとみ)家の出身です。

画像

時折、頭の中でこの二つの歌が、次のように融合してしまう時があります。

あをによし 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかも

このように融合します。要は枕詞の「あをによし」が「いにしへの」にすりかわっただけで、ほとんど伊勢大輔の歌ですね。奈良の都だけが、共通項でした。

百人一首をする時や八重桜という言葉を見ると、いつもこの融合した歌が頭の中を駆け巡るので困ります。口に出してしまって、大恥をかくこともしばしばあります。ふっふっふ♪

画像

この桜は、満開の枝垂桜です。昨日の曇り空で撮影したものなので、少し薄暗く撮れています。今日の雨でも、頑張ってくれているでしょうか・・・ね。

mikomai       目次

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
OUTDOOR+ 総目次
OUTDOOR+の総目次のページです。上から順に新しいものが追加されていきます。 ...続きを見る
OUTDOOR+
2008/05/18 01:15
目次(2008.3〜2008.4)
2008.3月〜2008.4月の目次です。 ...続きを見る
OUTDOOR+
2008/05/19 13:36
飛ぶ鳥の・・・
「飛ぶ鳥の」は、明日香にかかる枕詞として有名です。ところがこの枕詞で始まる歌が、まったく思い当たらないことに気がつきました。 ...続きを見る
OUTDOOR+
2008/05/25 02:45
万葉の小路
片男波の東側にある万葉の小路(まんようのこみち)です。万葉集のうちから和歌浦を詠んだ六首が、五基の歌碑として配置されています。万葉の小路は、この東屋のある小さな日本庭園から始まります。 ...続きを見る
OUTDOOR+
2008/05/29 11:44

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは〜。
初めて気がつきましたが、まったく同じ間違いをしていました。今までそのことに気づいていなかったことがおそろしい♪和歌の記事に桜の写真を添えて、お互いが引き立てあっているような記事の書き方がいいですね。こういう書き方をしたいのですがなかなかできません。勉強します。
風鈴
2008/04/10 22:48
なるほど、いろいろと難しい・・。
中学校の時の国語の先生が、時々、和歌を教えてくれました、いくつかは覚えています、この歌もその一つ・・。
ところで、「京都」に繋がる言葉はあるのでしょうか・・。
人生ゆっくり
2008/04/10 23:06
こんばんは〜
和歌と桜と背景の薄桃色がぴったり・・
本当に素晴らしい!!
僕も俳句と写真でこんな風に出来たらいいのに・・
全面降伏です
りょう
2008/04/11 00:04
こんにちは。
日が照ろうが、雨が降ろうが、桜は桜。その花をみて心に感ずるものはひとそれぞれですね。
これは長い日本の歴史が培った日本人のための日本人の花です。「さくら」は何たって花の中では一番だと思っています。
庵主
2008/04/11 16:58
風鈴さん、こんばんは〜♪
ありがとうございます。このパターンで間違って覚えている人が、どのくらいいるのか気になってきましたね♪^^はい、元歌の二首を中心に字数やら改行位置なんかも、見栄え良く綺麗に見えるように少し工夫いたしました☆
mikomai
2008/04/11 18:46
人生ゆっくりさん、こんばんは〜♪
ありがとうございます。そういえば京都を導く枕詞は、聞き覚えがありませんね〜♪^^枕詞は奈良時代後半には廃れ始め、平安時代にはほとんど使用されなくなったようです。縁語や掛詞に取って代わられたのでしょうね☆
mikomai
2008/04/11 18:58
りょうさん、こんばんは〜♪
ありがとうございます。しかし、それはチョっと賛嘆しすぎですヨ〜♪^^和歌が中心素材なので、全体の字数バランスには少し注意しました。いつも写真に頼りすぎているので、文と写真の比率も逆転させてみただけですね☆
mikomai
2008/04/11 19:11
庵主さん、こんばんは〜♪
完璧な補足説明をしていただきまして、誠にありがとうございます♪^^このブログのテーマは「ココロ」ですが、個々の心の総和である「日本の心」に重点を置いています。桜は日本人の心の故郷に咲く花だと思いますね☆
mikomai
2008/04/11 19:38
こんばんは♪
もう八重桜が咲いているんですねー。
全く気にしてませんでした^_^;
2枚目で咲き乱れている様子がよくわかり、
1枚目はキレイに撮れてると思います。
のん
2008/04/11 20:10
 ご多忙化と遠慮をしておりました。
奈良も素敵に桜が開花ですね!
 八重桜も開花をして・・・こちらももうしばらく後でしょうか、頑張ってその桜は紹介をします・

 お身体をご自愛下さい !
雲の上
URL
2008/04/11 20:44
のんさん、おはようございます♪
ありがとうございます。この桜の写真は、枚数をかなり撮ったんですヨ♪^^ところが、ほとんど同じような写真になってしまったので、絞りに絞ったら2枚になってしまいました。バランスが悪いので、もう一枚加えた次第です☆
mikomai
2008/04/12 08:36
雲の上さん、おはようございます♪
ご配慮いただきまして、ありがとうございます。確かにブログの毎日更新は、チョッと難しくなってきたようですね〜♪^^何とかマイペースでやっております。岡山の桜は一足遅かった分だけ、まだまだ楽しめそうですね☆
mikomai
2008/04/12 08:42
こんばんは〜♪
八重桜の淡いピンクがなんとも云えないですね。
”いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな”
これは聞いたことがありますがこれは小倉百人一首に入っているのですね。
詠まれた歌の説明が載せてあり、私のような歴史音痴には勉強になります。
SHIGE
2008/04/12 17:36
SHIGEさん、こんばんは〜♪
ありがとうございます。短歌や俳句系は苦手なので、四苦八苦いたしております♪^^カルタの百人一首は好きなんですが、この歌は間違って覚えているので取れた例がありません。間違った思い込みは、恐ろしいものですね☆
mikomai
2008/04/12 19:19
今晩は☆
和歌な記事、すっかり奈良な感じですね^^
青丹よし・・の奈良のみやこ、とはどんな景色だったのかあ〜と思ってしまいます。。
曇り空の下の桜、晴れの時よりも、桜色がよく映っている様に思えます☆
冬の月
2008/04/12 22:53
桜が綺麗!八重ですね♪
さすが奈良にしっかり溶け込んでしまったmikomaiさんですねe
青丹をあおたん・・・とよんでしまいました。
当方春ボケの兆しが・・・
また美しい歌にいにしえの奈良の都を誘い心地よく勉強させていただきました♪
コケコ
2008/04/13 14:41
冬の月さん、こんにちは〜♪
ありがとうございます。はい、「青丹よし」の風景を思い描くのは楽しいですよね♪^^『天平の甍』という映画があるそうなので、一度見たいと思っています。意外と淡いピンクには、曇り空が似合うのかもしれませんね☆
mikomai
2008/04/13 17:33
コケコさん、こんにちは〜♪
ありがとうございます。八重桜を見つけたので、「青丹よし」のタイトルになりました〜♪^^最初は「あをによし」だったのですが、青丹のほうがいいかなぁと思って漢字にしました。花札の青丹への連想も、ナイスですね☆
mikomai
2008/04/13 18:16
先日は、僕の稚拙なブログへの書き込み、ありがとうございました!
桜の写真と和歌、王道な感じがします。「あをによし」というと鹿男しか思い浮かばない自分が情けないです(笑い)。
ねぷちゅーん
URL
2008/04/14 05:15
ねぷちゅーんさん、こんにちは〜♪
ありがとうございます。こちらこそ、ねぷちゅーんさんの発想の豊かさに感服いたしました♪^^「あをによし」で更新した途端、Ads by Googleにも「鹿男」が表示されたので驚きました。今は「鹿男」がキーワードなんですね☆
mikomai
2008/04/14 16:51

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
青丹よし OUTDOOR+/BIGLOBEウェブリブログ