裏参道の山法師

表参道があれば裏参道もあるわけで、ここは東大寺の二月堂裏参道です。坂から見上げる二月堂には、また違った趣があります。 長く続く塀を眺めながら歩くと、なぜか心が落ち着いてきます。裏参道を通る人が、ほとんどいないからなのかもしれませんが。。。 ふと塀越しに山法師が見えたので近寄ると、突然雨が激しく降りだしました。こういう時って、何かを語りかけられているような気がします。 …

続きを読む

東寺~桜の咲く頃に~

東寺といえば、やはり五重塔ですね。 四月中旬に撮影したものですが・・・。 「お~い!なんてこったい、オリーブ。五重塔が、ピサの斜塔になってるぜ。」 「あら、ポパ~イ。それはきっと目の錯覚よ。」 では、空の上から確認してみましょう。 やはり、オリーブの言うとおり、目の錯覚のようですね☆^^ 東寺ー世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺 miko…

続きを読む

門の中の二人・・・?

春日大社の巫女さんにどうしても視線がいきますが、彼女たちが向かっている内侍(ないし)門の中で若い二人が説明板を読んでいるところです。 新薬師寺の南門で、右か左かどちらから廻ろうかと思案中のようですね。 ・・・本当は次の鹿の写真だけで・・・雨が小粒の真珠なら・・・『雨の中の二人』としたかったのですけど・・・ 天神社付近の坂道で足を滑らしピンボケ気味なので、「雨」が「門…

続きを読む

桜とゴジラとガメラと

以前ご紹介した養珠寺釈迦堂の近くに、桜の花が咲いていました。3/29に撮影したものですが、ゴジラとガメラも相変わらず金剛力士として活躍しています。 タイトルは明らかに、金子 みすゞさんの有名な詩「私と小鳥と鈴と」のパクリですね。この詩には曲もつけられていて、YouTubeにも色々ありました。合唱形式のものが気に入ったので直接貼付していたのですが、YouTubeの表示が遅いためテキストリ…

続きを読む

東大寺五月の紅葉

紅葉越しに、大仏殿の屋根を眺めています。写真はヘタでも被写体が良いと、何とかカバーしてくれるものなんですが。。。紅葉に潜り込みすぎたようです。 緑の樹木が多いこの時期に、赤く染まった樹は特に目を引きますね。撮影日は5/7です。ご参考までに、撮影場所の地図を貼付しておきます。 一枚目は矢印の辺りからで、2枚目はもっと西に寄ったところからの撮影です。どちらも大仏殿の北側に…

続きを読む

寺町の風景~山門の中にも、また山門~

お寺が集中している、寺町ならではの風景と言えるかもしれませんね。 地図で見ると、この位置から撮っています。航空写真だと却ってわかりにくいので、普通の地図で。。。 この両方のお寺につきましては、別記事を予定しています。ですから固有名詞は敢えて記載しませんので、地図でご確認ください。中の様子も、ちょっとだけね。 三つある楕円形の隙間は、紋様なのか覗き窓なのか。。。☆^^ …

続きを読む

旧和歌山県会議事堂

一見和風旅館のように見えますが、明治31年(1898)建築の県会の議事堂です。平成17年に和歌山県指定建造物として、文化財指定を受けました。現在は一乗閣という名称で、岩出市の根来寺境内に移築保存されています。 木造二階建瓦葺の和風建築が特徴で、延床面積は約1,500㎡もあるそうです。航空写真で見ると奥行きの深さが良くわかりますので、地図を貼付しておきますね。 中に入ってみたいので…

続きを読む

フィギュアスケートGPファイナルSP

またもや、ジャッジに少々疑問ありです。開催地が韓国だからでしょうか?しかし、こんなところでBooingをいくら飛ばしても、もはやジャッジが覆ることはありません。 ここは、やはり神様仏様の出番ということで、根来寺の不動明王に応援を要請しました。真央ちゃんの逆転優勝だけでなく、もっと大きく日本人のメダル独占を祈願したいところです。フリーで逆転だ~~!! 前に置かれたカップ…

続きを読む

ライトアップ清水寺

ちょっと前になりますが、清水寺の夜の特別拝観に行ってきました。やはり、かなりの人出のため、人を避けながらの撮影は失敗続出。遠めに撮ったこの写真が、一番マシなようです。 人が前を通ると、ピントが自動的に人に合ってしまうんですよね~。 人がたくさん写っているので、写真はすべて小さめにしています。 京都の街の夜景も写っていますが、やはりピンボケです。そんなトコに座ってると…

続きを読む

了法寺~三浦長門守の菩提寺~

和歌山市坂田にある天台宗寺院日正山了法寺は、紀州藩家老三浦長門守の菩提寺です。大名の家臣ながらも長門守の職名は正規のものであって、徳川御三家と加賀前田家の家老に許された特権です。 三浦家は石高も優に一万石を超えていますから、実質は大名と何ら遜色はありません。ただ、身分が紀伊徳川家の家老ですので将軍家からみると陪臣の扱いとなり、万石陪臣という範疇に分類されることになります。 三…

続きを読む

延壽院の摩利支天堂

和歌山市吹上にある新義真言宗の寺院、松王山延壽院です。こちらにある摩利支天堂は紀州徳川家の信仰が篤く、堂には三つ葉葵(紀州葵)のご紋が施されています。 山門を入ると、すぐ左手に見覚えのある青龍の手水舎があります。(この写真は、「青龍のいる手水舎」より転載) 青龍の手水舎の反対側に、その摩利支天堂はあります。幕紋も紀州葵の紋ですね。摩利支天尊は仏教を守護する天部の守護者で、…

続きを読む

高松寺~和歌山西国三十三ヶ所一番~

西国三十三所巡礼は那智山青岸渡寺が第一番札所ですが、和歌山市内にも「和歌山西国三十三ヶ所観音霊場」というものがあります。まぁミニチュア版なのですが、その第一番札所が鶴林山高松寺です。観音信仰としての対象は如意輪観音ですが、寺のご本尊は釈迦牟尼仏です。 高松寺は曹洞宗の寺院で、慶長17年(1612)の創建です。当初は長福寺という寺名で、和歌山城内の二の丸御殿にあったと伝えられています。藩…

続きを読む

比叡山延暦寺の紅葉

延暦寺の紅葉を見に行きましたが、まだ少し早かったようです。さらに、この日はあいにくの雨模様で写真のほうもパッとしませんが、紅葉が目立ったところだけを抜粋して連続5枚で。。。11月16日の紅葉です。 今回は時間がないので、写真だけを連続で。。。☆^^ mikomai       目次

続きを読む

青龍のいる手水舎

ある寺院の手水舎にいる青龍です。なかなか可愛い青龍で、口から火のかわりに水を出してくれます。手水舎は「ちょうずや」とか「てみずや」と読んで、どちらでも良いようですね。 青龍や朱雀などの四神は四獣と言われ、中国では古くから天の守護者として信じられてきました。これとよく似たものに、須弥の四洲を守護する仏教上の四天王があります。 四という数字からすぐに連想できるものは、四方八方という方…

続きを読む

赤い花と黒い猫~無量光寺にて~

吹上の無量光寺境内に、鮮やかな赤い花がぽつんと咲いています。無量光寺と言えば、あの有名な。。。 首大仏様(おぼとけさま)が、いらっしゃいます。やはり、ちょっと怖いですね。あら?反対側からも、何やら視線を感じますよ。 そちらには、小さなお堂があります。どうやら、地蔵堂のようですね。そこからもこの花を、ぼんやり眺めている方がおられました。 この黒猫です。首にはちゃんと鈴…

続きを読む

尼将軍の多宝塔~金剛三昧院~

貞応2年(1223年)に建立された、高野山の金剛三昧院多宝塔です。石山寺の多宝塔についで古いものだそうで、国宝に指定されています。尼将軍北条政子が、源頼朝の菩提を弔うために建立したものです。 北条政子は、日本三大悪女の筆頭に挙げられることがあります。しかし、その家族関係は不幸そのもので、政子の生涯は悲しみの連続だったように思います。悪女と呼ぶには、ちょっとかわいそうですね。 4人…

続きを読む

無住寺の百日紅

久し振りに、花の話題です。以前、「紫陽花点景」でご紹介した無住の寺に、百日紅の花が咲いていました。 しっかりと管理されているらしく、庭の雑草類が綺麗に刈り取られています。 このように、6月には草ボウボウの状態でしたが・・・。 上の写真と同じ位置ですが、同じ場所とは思えないほど綺麗になっています。 もう、無住の寺では、ないのかもしれませんね☆^^ mi…

続きを読む

根来寺境内

前回の根来寺塔頭に引き続き、根来寺境内 入り口の鐘桜門 です。楼門ではなく「桜」の文字を使用しているのが粋ですが、部材に桜の木を使用しているのでしょうか?階上には釣鐘があるところから、鐘桜門 なんでしょうね。 【根来寺案内】 今回、境内の案内ボランティアをしてくださる、「根来寺案内」さんです。詳しくお知りになりたい時には、「根来寺案内」さんをご覧くださいね。(この写真だけはクリックで…

続きを読む

根来寺塔頭

根来寺大門から境内の入り口である鐘桜門 までの参道には、いくつかの塔頭が残されています。最盛期には四、五百あったとされる塔頭も、今やほんの僅かしか残されていません。 まずは蓮華院です。塔頭とは言え、大きな武家屋敷並の豪壮な造りです。往時が偲ばれますね。この塀の尽きたところに、鳥羽上皇御駐輩所と三部権現があります。 次の律乗院は、三部権現の並びという位置にあります。 この…

続きを読む

紀州大泉寺~甲州から招かれた、芸州侯の菩提寺~

紀州・甲州・芸州と、三ヶ国も名前が出てくるのでややこしいですね。ここは和歌山市吹上にある、曹洞宗曹源山大泉寺です。江戸幕府開闢当時の紀州藩主は、浅野幸長(よしなが)公でした。豊臣秀吉の正室高台院(ねねorおね)の義弟、浅野長政の嫡男に生まれます。長政公は、豊臣政権の五奉行だった方ですね。 父長政から甲斐22万石を相続した当時、甲府にある大泉寺が浅野家の菩提寺でした。もともと甲州の大泉寺は武…

続きを読む

杉木立の光と影~根来寺奥の院~

杉木立の中を森林浴といきたいところですが、場所柄からそうもまいりません。ここは根来寺、奥の院への参道です。普段、奥の院まで参拝に来られる方はほとんど無く、静かな異世界のようですね。 興教大師御廟所です。左の石灯篭には「一心」、右には「萬法」と刻まれています。どう読むのでしょうね?一心萬法なのか、萬法一心と読むのでしょうか。 橋を渡ると、突然暗くなります。御廟所は暗く、奥の円墳…

続きを読む

国宝・根来寺大塔

見えているのは、相輪と屋根の一部だけ?国宝の建造物にはたいへん失礼かと思いましたが、今回はできるだけ自然と一体化した形での撮影を試みました。さて、どうなりますやら・・・。 高さが35mありますので、全体を入れようとすると門外に出てしまいます。室町時代の天文16年(1547年)に、高野山の根本大塔を模して建立されました。ちょうど、鉄砲伝来やキリスト教伝来の頃ですね。 奥の院への…

続きを読む

夏のコスモス畑

早くも夏バテしてきたので、早咲きの秋の桜でリフレッシュとゆきたいものです。 まだ、空き空き状態のコスモス畑です。遠目には赤い花の周りを、ピンクの蝶が乱舞しているようにも見えます。 1枚目は、近所の公園で一昨日撮影したものです。2枚目は7月の初めに撮影した、根来寺の参道脇のコスモス畑の写真です。 mikomai       目次

続きを読む

養珠寺釈迦堂~最強の金剛力士像~

和歌浦の養珠寺釈迦堂です。両側にあるピンクの紫陽花付近を、よ~く注目してくださいね~。 ゴジラとガメラの石像があります。さしずめ口の開き加減から、ゴジラが阿でガメラが吽の金剛力士の代わりでしょうか。これは、史上最強☆こういう茶目っ気のあるお寺さんは、親しみやすくて大好きですね。 紀州徳川家初代の頼宣公の実母養珠院様(お万の方)の菩提を弔うため、頼宣公が建立したものです。釈迦堂の軒瓦の…

続きを読む

錐鑚不動尊と初夏の紅葉

初夏に紅葉するというヤマモミジ、探していたらここにありました。ここは根来寺の不動堂です。高野山で興教大師覚鑁上人の窮地を救ったとされる、錐鑚(きりもみ)不動尊が八角円堂内に安置されています。 こちらが、不動堂の正面になります。きりもみ不動尊は、身代わり不動として有名だそうですよ。その伝承が次のサイトに、詳しく物語風にまとめられています。興味のある方は、ご覧ください。 なるほど! きり…

続きを読む

根来寺の紫陽花

今回は、まどろっこしい歴史解説や薀蓄はなく、根来寺に咲いていた紫陽花だけを追いかけます。本来の順路とは逆になりますが、駐車場から最も近い大伝法堂の正面石段付近に咲いていた紫陽花です。 ちょうどこの向うに国宝の大塔があるのですが、残念ながらここからは見えません。この辺りには、青いガクアジサイが多かったですね。 この橋の下には、大谷川が流れています。橋の右手に、紫陽花の群生があり…

続きを読む

根来寺大門~礼儀正しき猫~

和歌山県岩出市にある、根来(ねごろ)寺の大門です。真言宗中興の祖と呼ばれる、興教大師覚鑁(かくばん)上人を開山とします。戦国時代には寺領72万石、擁する僧兵の数は1万を超えたと伝えられています。後の御三家紀州徳川家の55万5千石を、はるかに凌ぐ大勢力だったわけですね。 大門では、まず阿金剛力士が出迎えてくれます。「アッ!・・・。」突然だったので、驚いたのでしょうか?金剛力士は通称の仁王…

続きを読む

紫陽花点景

表記するのに紫陽花とアジサイでは、受ける印象が何となく異なります。写真のガクアジサイが、日本原産の本来の紫陽花です。しかし、なぜか改良品種の丸いセイヨウアジサイのほうが、紫陽花という表記に相応しく思えます。 紫陽花の名付け親は唐の白居易ですが、別の花に付けた名前が平安時代に誤り伝えられたそうです。ガクアジサイは日本原産ですから、白居易が見たとはとても思えません。この辺りにアジサイと紫陽花の…

続きを読む

東大寺の参道

天平時代に聖武天皇により創建された、華厳宗の大本山東大寺です。かつて総国分寺として全国の国分寺の頂点に立ち、当時は金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)と呼ばれていました。 金堂(大仏殿)は間口57m・奥行き50m・棟高47mと、現存木造建築物としては世界最大規模を誇ります。しかし、大仏殿は二度も兵火により炎上し、現在のものは江戸時代に再建されたものです。 …

続きを読む

五百羅漢寺の山門

秋葉山南麓の和歌浦東にある、曹洞宗五百羅漢寺の山門です。こちらも紀州徳川家に所縁のあるお寺で、明和元年(1764年)に8代藩主重倫公により建立されました。ご本尊は、重倫公のご母堂清信院様です。 福井の大本山永平寺の直系の直末寺院だそうですね。本堂にはご本尊様をはじめ、その名のとおり五百羅漢像が祀られています。羅漢像の多くは、西浜御殿の奥女中やその関係者から寄進されたものです。 …

続きを読む